現在、清浄寺には西念が親鸞聖人から賜ったとされる親鸞聖人木像が本堂にご安置されており「おむくさま」と呼ばれています。西念亡き後時は移り、西光院第三代西順の時代になると世は乱れ、戦火が相次ぎました。西順は御木像が失われることを恐れ、その御木像を門前に埋め隠しました。やがて世の中は落着きを取り戻しましたが、西順も往生し、埋められたお木像も人々の記憶から忘れ去られてしまったころ、第四代了西の時代になり、御木像を埋めたところがむくむくと動き出したので村人たちがそこを掘ったところ御木像が出現したというのです。御木像がむくむくと現れたので、いつの間にか「おむくさま」と呼ばれ親しまれ、掘り出した跡は池をつくり「おむくの池」として現在も寺の門前に残されています。(公式HP引用)