今回は神社、寺社を思いっきり楽しむために5選の全国的に有名な神社寺社をご紹介します!今回のテーマは梅雨に咲く、紫陽花(あじさい)です!
紫陽花(あじさい)は梅雨の時期と同じ6月近くに開花します。昔から日本の夏の風物詩として知られ、その繊細で美しい姿は、多くの人々を魅了しています。観光としてはあえて雨が降りそうな曇りのタイミングを狙ってみたり、お寺や神社によってはあじさいを彩る祭りが開催されていますので、気になる人はチェックしてみてください♪
1.明月院 (神奈川県) 鎌倉×蒼色
北鎌倉にある紫陽花寺の名で親しまれるのは明月院です。鎌倉の中で随一といわれるほど、紫陽花の名所であり、鎌倉が持つ何百年もの歴史があります。梅雨の中でも観光地としては最適です!
種類も豊富でヒメアジサイ、テマリアジサイ、ガクアジサイ・ヤマアジサイのほか、大きな丸い蕾が弾けるように開花するタマアジサイなどは、魅力的な“明月院ブルー”と称されるほどの美しさです♪紫陽花以外にも紅葉や花菖蒲なども人気で、毎年とてもきれいな花を咲かせるそうです!
住所 神奈川県鎌倉市山ノ内189 |
アクセス 北鎌倉駅から徒歩で10分 |
オススメページ https://www.trip-kamakura.com/place/230.html |
2.本土寺 (神奈川県) 四季×育児
お寺としては「四季花の寺」として親しまれる本土寺の創建は鎌倉時代までに遡るといわれ、日蓮ゆかりの人が開堂し、今でも日本の重要指定文化財に指定され、大切にされ続けています。
ご利益としては、安産や子育てにご利益があります。お寺としてはとても華やかで、6月上旬には花菖蒲が5000本、下旬に向けて10種類以上のあじさいが5万本以上!春には桜、秋にはもみじと、どの時期に訪れても美しい風景が広がっています。
住所 千葉県松戸市平賀63 |
アクセス 北小金駅から徒歩で10分 |
公式HP https://www.hondoji.net/ |
3.藤森神社 (京都府) 勝運×風情
菖蒲(ショウブ)の節句発祥と言われ、祭神は素戔嗚尊、神功皇后、応神天皇、日本武尊、舎人親王など文武両道に秀でた偉大な神様を祀っています。歴史的には古く皇后と関りがあったとされ、多くの由縁があるとされています。
ご利益としては、勝運や学問があります。毎年、端午の節句に行われる駈馬神事や見頃にあわせた紫陽花まつりなどが開催されています!紫陽花はセイヨウアジサイやアナベル、オタフクアジサイなど約3500株の多彩な品種が植えられていて、神社ならではの雅やかな風情も楽しむことができます。
住所 京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609 |
アクセス JR奈良線「JR藤森」駅下車から徒歩5分、京阪本線「墨染」駅下車から徒歩7分 |
公式HP http://www.fujinomorijinjya.or.jp/ |
4.華観音寺 (京都府) 花寺×名所
京都府に福知山市にある華観音寺「関西花の寺第一番札所」「丹波西国第一番札所」と多くの称号が指定されています。その名にもある通り、1年を通して様々な花が咲き誇ります。寺社としては、広間ガラスに映るあじさい、沙羅の池とあじさいと着目ポイントはたくさんあります。
中でも100種1万株の紫陽花は有名で、お寺の入口にあたる仁王門付近や境内の斜面を中心に、ぎっしりと花で彩られます。近年、SNS等でも話題になったニワトリの放し飼いその独特な光景も見ることができるかもしれないのでぜひ、オススメです!
住所 京都府福知山市観音寺1067 |
アクセス JR山陰本線石原駅から徒歩15分 |
公式HP https://www.tanba-ajisaidera.com/ |
5.柳谷観音 楊谷寺 (京都府) 花手水×御縁
京都市のお隣にある長岡京市の山中に位置するのは柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)です。歴史は深く、仏様を御本尊に開かれ、古来より眼病平癒の祈願所として知られていて、ほかにも夫婦円満や縁結びに御利益があると言われています!
近年、SNS世代には絶大な人気があり“花手水発祥のお寺”としても知られています。境内では約5,000株といわれる紫陽花が彩りを添え、山間に立地するため、花の種類だけでなく日当たりによっても開花時期が異なり、例年1ヵ月以上に渡り見頃が続くことで有名です。ほかにも境内見頃の時季には「あじさいウイーク」などの祭りや期間限定の御朱印や御朱印帳(数量限定)の授与もあります!
住所 京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2 |
アクセス 阪急長岡天神駅から阪急バスで10分(奥海印寺下車)徒歩で55分 |
公式HP https://yanagidani.jp/ |
まとめ
梅雨に美しい神社を今回はご紹介しました。
梅雨は雨やジメジメする湿気などでなんとなく嫌なイメージがあるかもしれません。昔の日本の人達は嫌な気持ちもあれば、良いと思う心もありました。ゆえに日本の神社仏閣、ほかにも和風庭園や城閣は梅雨にある美しさを存分に体現しています!
この梅雨の時期にしか味わえない花や雨を感じてみてはどうでしょうか?
記事を読んだ方の感想
アジサイが見られるところが最近少なくなってますよね・・・(´;ω;`)
でもこれらの神社がある限り、アジサイを見たりお参りが出来たりするので、心が落ち着きます♪
「紫陽花の絵はがき」という曲を作っています。昨年、この曲のCDを全国の主な「あじさい寺社」にお送りしたところ、京都では藤森神社、柳谷観音、福知山・観音寺さま等から感謝のお言葉をいただきました。来年度には柳谷観音の境内にてジャズバンドの演奏会が計画されており、この曲も演奏していただける可能性があります。この曲と「あじさい寺社」とがさらに結びついてくれればと思います。
歌ではありませんが、私が参加しています柳谷観音の植栽管理ボランティア団体「京・おとくに街おこしネットワーク」では昨年、柳谷観音の「あじさいフォトコンテスト」を開催したところ、50名ほどの参加がありました。