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騒げ夏!×花火祭×夏の神社5選!!

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今回は夏×神社を全力で楽しむためにあるテーマの神社をご紹介します!そのテーマは「花火」です。花火は夏の風物詩で何回見ても、その美しさに飽きることはなく、心が魅了され続けます。花火と神社が合わさるような魅力的な神社を集めてきましたので、ぜひご覧ください♪

最初にご紹介するのは和歌山県みなべ南部湾で開催される鹿島神社奉納祭です。この祭りでは300年以上の歴史を持ち、みなべ海岸沖約1.5キロメートル付近から打ち上げられ、約2000発の華麗な花火が夜空を彩り、スターマインや水中花火など様々な種類の花火であふれかえります。特に大迫力のスターマインは必ず見てみたい花火です!

この花火大会は毎年8月1日に行われていて、始まりは、300年前の江戸時代の宝永に起こった大地震の津波が発生したときに、南部湾にある鹿島明神が波を2つに分けて被害を最小限に抑えたことへの神恩感謝の意を込めて毎年行われております。

ご利益は災害防除、武運長久、子孫繁栄、成功勝利、子授安産などさまざまです。神社の中でも特異で、祭りが感謝の奉納だとしても、神事として花火がメインの祭りは数少ないです。海の上で光る鮮やかな花火は一度でもいいから見てみたいです!

住所 和歌山県日高郡みなべ町埴田20
アクセス JRきのくに線「南部駅」から徒歩10分
オススメサイト https://www.minabe-kanko.jp/sightseeing/1187

次は奈良県桜井市の大神神社で行われる奉納花火大会です。大神神社は神社に精通する人であれば知らない人がいないほど由緒がある神社です。伝説では日本最古の神社として言われ、あの伊勢神宮よりも前にあったとされています。

そんな大神神社では毎年、7月31日に神事の「夏越えの祓」として盛大なお祭りの「おんぱら祭」が行われています。暑い夏を無病息災に過ごすことを祈ることで、古式にのっとり神馬引きや茅の輪くぐり、は御幣をのせた馬が境内を巡る「神馬引き」、特設舞台で演芸、そしてフィナーレを飾り奉納花火大会です。

前述の感謝祭というよりも、ご神事としての祭りですので、最初から参加すれば最も由緒ある神社の神事を見ることができ、フィナーレの花火は夜空を焦がし、周囲に障害物がないのでダイナミックな花火を堪能できます!

住所 奈良県桜井市三輪1422
アクセス JR桜井線三輪駅から徒歩10分
公式HP https://oomiwa.or.jp/

次は愛知県岡崎市で有名な「菅生祭鉾船神事 奉納花火」です。ここのお祭りは毎年8月1日に開催されるどのお祭りよりも特殊です。その所以は岡崎市が行っている「岡崎観光夏祭り花火大会」と菅生神社の伝統的な「鉾船奉納神事」が合同で開催されていることです。

鉾船奉納神事は菅生川に提灯をつけた鉾船を浮かべ、氏子は鉾船に乗船し、幻想的な船上から三河花火を盛大に打ち上げる祭りです。実はここの打ち上げれる花火は日本花火の発祥ともいわれるほど歴史があるそうです…。

岡崎の花火大会では約2000発の花火がダイナミックに打ち上げられ、毎年多くの人でにぎわう岡崎の名物イベントです。どちらも花火は本当に綺麗で、大輪の花火や乱玉花火、金魚花火など種類が多く、菅生川一面が花火で灯される夜景は見てみたいですね♪

住所 菅生神社及び乙川河川敷(岡崎市康生町630-1)
アクセス 名鉄「東岡崎駅」より徒歩10分
公式HP http://sugojinja.jp/hanabi.html

次も愛知県で同じ、吉田神社で開催される「豊橋祇園祭」です。こちらも花火の歴史があり、江戸時代より「三州吉田の花火祭り」として全国にその名をうたわれた大花火大会です。実は奉納でよく使われる手筒花火は吉田神社発祥と言われています!

この「豊橋祇園祭」を始めるにあたって、前日にご神事があり、最初に手筒花火の奉納の”神前放揚”があります。伝統的な大筒花火と乱玉花火を放揚し、手筒花火は手で持ちながら火を噴出させる、現在の花火大会の原型ともいえる歴史ある神事なのです。

神事を終え、日を超えればなんと最大級の12,000発花火が水面を埋め尽くします。花火は様々で仕掛け花火や金魚花火、スターマインなど、やはり幻想的で感動してしまう、一生に一度は見てみたい!と思うことができます。

住所 吉田神社境内、豊川河畔
アクセス JR名鉄豊橋駅から徒歩20分 
オススメページ https://www.toyohashigion.org/

最後にご紹介するのは、夏から離れてしまいますが、毎年10月17日に伊賀市東湯舟の手力神社で行われる「例祭奉納花火大会」です。通称「手力さんの十七夜」と呼ばれており、伊賀地域で最も遅い奉納花火として有名です。

花火に何かと縁がある神社で昔の三大上忍(服部半蔵・百地丹波守・藤林長門守)の1人である藤林長門守がこの地に住んでいたとされ、江戸時代の初め頃は、この地に戸隠流忍術を山本勘助より秘伝され、火術、火筒、狼煙など火の忍術を得意とし、村全体で火の奉納が始まったとされています。

境内には出店もあり沢山の人でにぎわい、約250発の花火が秋の夜空を照らし、美しい情景を作り出します。花火の種類や技法も神社の神事と深く結びついていますので気になった方はぜひチェックしてみてください♪

住所 三重県伊賀市東湯舟1025
アクセス  岐阜バスコミュニティ「手力雄神社前」バス停下車、徒歩すぐ
オススメサイト https://igakanko.net/?p=324

今回は神社と花火が合わさるような、祭りをご紹介しました。どこの花火大会もやっぱり一つ一つ違いがあって、ただ光っているだけではないこと、その文化や歴史があったり、思わず「きれい!」と思わせるような努力、工夫があるとおもいます。

そんな夏でしか見れない花火の瞬間を一生の思い出にしてみませんか?