「耳」にご利益のある神社仏閣
京都 伏見 大光寺
当山の薬師如来様は大和国の三笠山の薬師寺にあったものを移したもので、古くから安産と耳のご利益で信仰されています。通常は拝観はないですが、お守りなど授与品の頒布はさせていただいております。
2024年11月9日に初めて1日限りの一般公開を「耳祭り」というお祭りとして催行しました。これまでも耳のご病気でお守りを授かりに来てくださる方は多かったのですが、仏様を見せることはできず、「見たい」というお声も多くいただいておりましたので、このような機会がさまざまな方の支えで実現して本当にありがたい限りです。
一番多くご希望をいただくのが耳に関するこちらのお守りです。
あと、耳祭りから登場しました、耳の要素が詰まったおみくじ、「みみみくじ」があります。
広島 因島 耳明神社
「すごい!耳からいろんな願い事が垂れ下がっている!?」
耳に明るいと書いて『みみご』と読まれます。耳の神様として、全国的にも有名な神社です。
因島へはまず本土方面から船、自転車を使用していきました!(瀬戸内クルージング瀬戸田港行、尾道レンタサイクル使用)
これは、、私の感想ですが、もし五百羅漢像にも興味を持たれる場合には、ぜひ車でお参りくださいませ。レンタサイクルでの山登り、、足ぱんっぱんになりました笑。
神社様の神様のご紹介はHPから引用させていただきました。
創立年代不詳なるも、鎌倉時代初期(約八百年前)巻幡氏先祖の藤原泰高が因島に来島し、祖神天児屋根命をお祀りしたのが始まりと伝えられる。
神社様公式HP :http://ooyama.sun.bindcloud.jp/mimigo/yuisho.html
また、因島は村上水軍の聖地でもあります。
耳に関するお守りもたくさんありました。
奈良 法隆寺 西円堂
奈良の有名な法隆寺さんの中にあるお寺さんです。お堂のご紹介については公式HPを引用させていただきます!
西院伽藍北西の小高い場所に、峯の薬師と呼ばれる薬師如来像を安置する八角円堂の西円堂があります。このお堂の創建については、養老2年(718)に光明皇后の母、橘夫人の発願によって、行基菩薩が建立したという伝承があります。現在の建物は建長2年(1250)に再建されていますが凝灰岩の礎石や二重の須弥壇に天平期の名残りがみられます。堂内中央の薬師如来像を取り囲むように十二神将像が、また東面には千手観音像、北面には不動明王像が安置されています。また堂内には薬師如来の霊験を物語る、夥しい数の刀剣や弓、甲冑、鏡などが奉納され、現在その一万点以上が宝物庫に収蔵されています。(鎌倉時代 国宝)
西円堂公式HP:https://www.horyuji.or.jp/garan/saiendo/
錐を耳に当ててから奉納すると治るとの信仰があり、錐を買い求められる方や奉納して祈願される方が多いです。私も求めさせていただきました!
京都 大原 来迎院
京都大原の来迎院さんは、一度御取材にも寄せさせていただきました!こちらも耳の薬師様として有名なお寺さんです。
ひょうたん型のお守りがあり、その中でお薬師さんが見れるものになっています!
京都 上京 地福寺
門は閉まっておられましたが、私が訪問した折にはピンポンを押して「仏様を見せてほしい」とお話すると見せてくださりました。地福寺さんは京都十二薬師霊場会の第5番札所になられます!
お守りも授かりました!耳の不自由を治すとの信仰がある耳の仏様、薬師如来(日限薬師、ひぎり-やくし)で知られているお寺さんです。お守りは大きいお守りと小さいお守りの2種類ありました。
まとめ
いかがでしょうか!私が巡った耳のお寺神社一覧でした!まだまだ耳に関わるお寺神社は全国にあると思いますので、見つかったら随時巡りまして追加したいと思います。また、目・鼻・足など別の部位も探したいな〜と思っています。
僧侶のえいしょうです。先日うちのお寺で「耳祭り」をしましたが、耳に関していろんなお悩みがあることにあらためて気付かされました。耳鳴り、めまい、聴力低下、難聴などなど。そんな中で、昔巡りました耳に関するお寺神社をまとめてみよう!と思い立ちまして、記事を書かせていただきました。どうしても関西が多めになってしまっていますが、、見つけたら追加する形で少しでも多くの地域をカバーしていけたらと思います!