交流の聖地！海外と繋がりがある神社4選！

皆さんは海外に興味はありますか？今回は海外と関りがある神社を4つ紹介致します！
マイナーなものから有名なものまで幅広くご紹介するのでお見逃しなく！

目次

• 明治神宮
• 乃木神社
• 函館八幡宮
• 鳥栖神社

明治神宮

まず最初はアメリカとの繋がりがある明治神宮です！
明治神宮は、明治天皇と昭憲皇太后を祀る神社で、1920年に創建されました。東京の中心にありながら、広大な森に囲まれた神聖な空間として、多くの参拝客や観光客に親しまれています。

境内には、アメリカ・ワシントンD.C.から贈られた桜の木が植えられており、春には見事な花を咲かせます。これは、1912年に東京からアメリカへ桜が寄贈されたことへの返礼として、戦後にアメリカから贈られたものなんです！
そして、境内を取り巻く「永遠の杜（もり）」は、世界各国から献木された約10万本の樹木から成り、アメリカを含む世界とのつながりが、自然の中にも表れています。
アメリカとの繋がりが深く、国際交流と平和のシンボルともいえる明治神宮、
一度訪れてみてはいかがでしょうか？

乃木神社

次はモンゴルと繋がりがある乃木神社です！
乃木神社は、明治時代の軍人・教育者である乃木希典のぎまれすけと、その妻・静子夫人を祀る神社です。日本の近代化と精神文化の象徴ともいえる場所で、特に明治時代の忠義や自己犠牲の精神を学びに、多くの参拝者が訪れます。

日露戦争（1904–1905年）における旅順攻防戦での勇戦により、乃木将軍はモンゴルで「強い精神と誠実さを備えた軍人」として評価され、現在も英雄視されており、モンゴルから日本を訪れる軍関係者や文化関係者の中には、乃木神社を「精神の聖地」として参拝する人が多くいます。特に教育者・軍人・留学生の間で「日本式忠義と規律」の象徴として知られているんです！
また、乃木将軍の生涯は、武士道精神や自己犠牲の象徴とされており、日本とモンゴルの軍事史・倫理観の接点として学術的にも注目されています。
赤坂・青山という都心にありながら落ち着いており、明治の名将・乃木希典と静子夫人を祀る静謐な空間といえるでしょう。

モンゴルの英雄でもあり、武士道精神の象徴ともいえる乃木将軍を祀る空間に浸ってみてはいかがでしょうか？

函館八幡宮

次はロシアと関りがある函館八幡宮です！
函館八幡宮はこだてはちまんぐうは、1445年（室町時代）に創建された、道南随一の歴史と格式を誇る神社です。北海道の開拓・港町として発展した函館の守護神として、地元の人々に厚く信仰されています。

明治初期、函館は日本最初の開港地のひとつとして外国との交流が盛んになりました。

中でもロシアとの交易・文化交流が深く、函館山のふもとにある八幡宮にもその影響が見られていて、函館八幡宮からほど近い「元町」地区には、ロシア正教の「ハリストス正教会」が立っており、神道とキリスト教が隣り合う独特な文化景観が形成されています。これは、函館が19世紀から続く多文化共存の街であることを物語っています。

また、函館八幡宮の例大祭（8月）は、港町特有の活気ある雰囲気の中で行われ、ロシア文化や外国船員との交流があった時代の名残をとどめています！

函館八幡宮のホームページは存在しないので八幡宮を掲載しています

鳥栖八坂神社

最後はブラジルと関りがある鳥栖八坂神社です！

鳥栖八坂神社は、佐賀県鳥栖市にある由緒ある神社で、古くから地域の守り神として信仰されてきました。鳥栖市の中心地にあり、地元の人々に親しまれている神社です。
創建の詳細は不明で少し謎めいた神社ですが、長年にわたり鳥栖の発展と共に歩んできた神社で、地域の精神的支柱として機能しています。

鳥栖市は、日本から初めてブラジル移民を送り出した佐賀県に位置しており、2008年には移民100周年記念として「ブラジル友好祭」が開催されました！
鳥栖神社では、神社行事に日系ブラジル人が参拝・参加するなど、文化交流の場としても機能していて、異文化の共生と友好の象徴として、今なお日伯交流の精神が息づいています！
移民の記憶と文化の継承の架け橋となっているといえるでしょう。
ぜひ鳥栖八坂神社に訪れてみてください！

最後に

今回の記事、いかがでしたでしょうか？

日本各地には、歴史ある神社の中に、実は海外との深いつながりを持つ場所が存在しています。鳥栖神社のように、異国との交流や文化を大切にしながら、地域の人々に親しまれている神社はとても魅力的ですよね！

旅の目的や参拝の意味が一層深まる、そんな「国際的な神社巡り」。いつもの神社とは一味違う体験を、あなたもぜひ訪れて感じてみてください。

最後までご閲読ありがとうございました！