YouTubeはこちらをクリック

浄土宗 大本山 清浄華院(しょうじょうけいん)

清浄華院画像

お寺の説明

 清浄華院(しょうじょうけいん)は、浄土宗八総大本山の1つ、京都四箇本山の一つであります。一般には縮めて浄華院(じょうけいん)と呼ばれており、法然上人25霊場の23番霊場にもなっています。

 清浄華院という名前は「浄土に咲く蓮の華のように、清らかな修行ができる場所」という願いを込めて名づけられました。

 清浄華院の歴史は古く、その創始は平安時代までさかのぼることができます。貞観2年(860)、時の天皇である清和天皇の勅願により、天台宗の慈覚大師円仁が宮中(天皇の住まい)に禁裏内道場として建立したのが始まりです。
 当時は円(円教、天台のこと)・密(密教)・戒(円頓戒)・浄(浄土教)の四つの学問を学ぶ四宗兼学の道場であり、かつまた国家泰平と天皇陛下のご健康を祈る鎮護国家の道場でもありました。


 天皇の居ます宮中にあったため、死の汚れを避け、葬式を行わない寺院であった事から「清らかな蓮の花の如く清浄な修行道場」といった意味を込め、清浄華院と名付けられたと伝わっています。 (公式HPより)

宝物

・国宝 四明普悦筆絹本著色『阿弥陀三尊像』

 数少ない現存する中国南宋仏画の中でも白眉とされる作品。身にまとう衣の筆線や、おぼろげな光背の表現など、独特の魅力に満ちています。絵そのものの魅力もさることながら、東アジア圏の仏教文化に大きな影響を与えた中国寧波(にんぽー)から輸入されたもので、仏教を通した東アジアの文化交流を考える上でも貴重な作品です。

 こうした意義が認められ、平成24年4月20日に重要文化財より国宝に昇格することが内定しました。

 『君台左右帳記』などの史料によれば、この作品は室町将軍家が所蔵していたものと見ることができ、本山が隆盛を迎えた室町時代に将軍家から寄進されたと考えられています。本山にとっては『鎮西一流正脈之寺(浄土宗鎮西派の総本山)』とまで仰がれた栄華の時代を偲ぶ宝物としてなっています。 (公式HPより)

関連動画

お寺の概要紹介

LOTUS WEEKEND