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目次
1 花祭りとは
2 お生まれの伝説
3 天上天下唯我独尊
5 「花祭り」の由来
6 花おくりについて
花祭りとは
花祭りは、お釈迦(しゃか)さまのお誕生日です。
この日に行われる法要を、灌仏会(かんぶつえ)といいます。
灌仏会・成道会・涅槃会の3つをあわせて、
釈尊の三大法要といいます。
釈尊はおしゃかさまのことです。
灌仏会→お誕生日
成道会→悟りを開いた時
涅槃会→亡くなった時
お生まれの伝説
ヒマラヤ山脈のふもとに、シャカ族という部族があられました。
その部族の、マーヤーさん(お母さん)がある日、夢をみました。
天からあらわれた神様に抱えられ、天に上がります。
気が付くと広い草原に立っていて、落ち着くので横になって休んでいたら、白い像がきて、右脇に入っていきました。

私もびっくりしました。
そして、出産が近くなった時、ルンビニの園にて、マーヤーさんの右脇が光出し、お釈迦さまはお生まれになります。
・・もう驚きませんよ。
そして、その時に頭上に龍がいらっしゃいまして、甘露の雨が降らされます。
さらに、お釈迦さま歩かれます!歩いたあとに、「天上天下唯我独尊」と言われます。
天上天下唯我独尊
こちらの意味はどんな意味でしょうか?
文字だけ見ると、「我!最強!」みたいな意味に捉えられがちですが、
ここでいう言う「我」とは、この世に存在するすべての生きとし生けるもののことです。つまり、一人ひとりの「いのち」は、「他の誰とも代わることのできない絶対的な尊さ」をもったものですよ。だからこそ、尊い者どうし、おたがいがおたがいを尊重し、「慈しみ合うことの大切さ」を私たちに教えてくださっているのですね。
参考:浄土宗 灌仏会
花祭りに何をするの?

甘茶を誕生仏(お釈迦さまのお生まれになった姿のお像)にかけます。
その他にも、地域ごとに様々な特色ある花祭りが展開されています。
「花まつり」という名前の由来
いくつかの説があります!
説1:ドイツにいった日本人留学生が、ドイツのイースターの時にあわせて、誕生仏の周りを花で囲むブルーメンフェストを行ったから。
説2:浄土真宗の僧侶が桜の時期にあることから、花祭りと名付けたから。
花おくりという取り組み
神社仏閣オンラインは、この花祭りをもっと身近なものとすべく、花おくりプロジェクトを行なっております。
これは、花祭りの日に、大切な人に花を贈るプロジェクトです。花祭りは、お釈迦さまの誕生日を祝う日ですので、お釈迦さまへの感謝(仏法を伝えてくれたことへの)はもちろんですが、せっかくならお釈迦さまの伝えてくれた利他の心を体現する取り組みとして、花を大切な人に贈る日にしたいと思って取り組みを始めています。
詳細はこちらのページから
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、花祭りについて記事にまとめてみました。
ぜひ、皆さんも花祭り、人に話せるようになっていただき、そして参加して楽しんでいただければと思います!
今回は、お釈迦さまのお誕生日、花祭りについて記事にしました!