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西日本にある目にまつわる神社仏閣5選

作成日:7月17日

インターン生けい

こんにちは!

最近コンタクトを久しぶりに入れて、目が痛くて仕方がないインターン生のけいです!

前回に引き続き、目にまつわる神社仏閣をご紹介します!今回は西日本バージョンです!どんな神社仏閣があるのでしょうか!

※西日本と東日本の区分はNTTに従っています。

目次

  • 篠座神社
  • 佛眼院 
  • 釜滝薬師金剛寺
  • 葛城神社
  • 生目神社

篠座神社

 最初に眼鏡の鯖江で有名な福井県より篠座しのくら神社さんです!

 この神社さんは延喜式神名帳に乗っているほどの古い神社です!「ん?なんで古いことが分かるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「延喜」とは901年から923年までの元号なんです!こうやって聞くととっても古いですよね!

 御祭神は大己貴大神おおなむちのおおかみです。出雲神話では「因幡の白兎」に登場し、ヒーローのようなかっこいい神様です。

 この神社には「篠座神社の御霊泉」があり、これは「篠座神社の目薬」とも呼ばれています。霊泉は眼病に苦しむ者を救うために大己貴命が湧出させたと言われています。現在でも眼病の方が県内外から訪れているそうです!

住所:〒912-0061福井県大野市篠座42-5

アクセス:JR西日本 越美北線 越前大野駅 から南へ徒歩15分

ご祭神:大己貴大神

佛眼院

 次は名前に「眼」が入っている岐阜県の佛眼院ぶつがんいんさんです。

 実際に訪れた方のブログを見てみますと、登山とも言えそうなくらい山にあるそうです…急な坂の写真が掲載されていました!行く途中には「承久の乱合戦供養塔があるようです。山にあるというだけあって、見える景色は綺麗だといわれています!

 三重県桑名市には仏眼院ぶつげんいんという似た名前の天台宗の寺院があります。こちらは特に目にまつわる情報は得ることができませんでしたので、詳しくは是非ご自身でお調べください!

 かつて成田不動明王に子供の眼病を治癒を願ったところ、叶ったことから恩返しに建てられたのが「前渡のお不動さま」、この寺院となっています。

住所:〒504-9023岐阜県各務原市前渡東町6-1975

アクセス:東海北陸道 岐阜各務原ICより約20分

     名鉄二十軒駅より徒歩約30分

宗派:古義真言宗 

釜滝薬師金剛寺

 次は和歌山県にある、釜滝薬師金剛寺かまたきやくしこんごうじさんです!

 このお寺さんは全面的に眼病祈願が推されてるようですが、家内安全・商売繁盛・開運厄除・無病息災まで様々な方々から信仰されているそうですよ。直接参拝できない方のために、お守りを一部郵送してくれるそうです!写経や座禅、写仏の体験をできるのはもちろん、宿泊もできます。

 ここには日本最古の目にご利益があるお寺さんなんだそう!目の守護仏である「薬師如来」が安置されいて、古くから「目の薬師さん」として知られているそうです。

住所:〒640-1255和歌山県海草郡紀美野町釜滝120

アクセス:和歌山電鉄「貴志駅」より車で約15分

     阪和自動車道「海南東インター」下車後、国道370号を東へ12km
     JR「海南」駅よりタクシーで約30分

宗派:高野山真言宗

葛城神社

 次は徳島県より葛城かつらぎ神社さんです!徳島県鳴門市にあるのですが、鳴門市には同名の神社が3社もあるのそうなのでお気を付けください!この神社さんは眼病に効くことから「鳴門の目の神様」と言われています。

 この神社さんが目に関する神社になったのにはこのようないわれがあります。天智天皇が一言主神ひとことぬしと一緒にこの地を訪れたそうです。その際に一言主神がお乗りになっていた馬がつまずいて落馬し、木の切り株で目をぶつけてしまったといいます。療養していたある日、井戸水で目を洗ったところ、なんと眼病が治ったといわれています。そのことが嬉しかった一言主神は目の病で苦しんでいる人たちのために、徳島の葛城神社の祭神として加護すると誓われたそうです。

 この眼病が治った井戸の水については、境内の手水舎てみずやのご神水で目を洗うと眼病が治ると言われています。

※手水舎とは、神社にある手を洗う場所のことです

 境内の向かいにはめがね塚と呼ばれるものがあります。めがね塚は徳島県めがね商連合会によって建立されました。使われなくなっためがねが供養されます。そしてその使われなくなっためがねは修理されて東南アジアのタイの山間部へ送られるそうです。毎年10月1日の「めがねの日」と呼ばれる日には「めがね供養」が行われています。

住所:〒771-0372徳島県鳴門市北灘町粟田字池谷2

アクセス:JR鳴門駅から葛城神社まで車で約30分

     徳島バス引田線「北灘東小前」より徒歩15分

生目神社

 最後は宮崎県の生目いきめ神社さんです!昔から眼病に効くといわれており、「日向の生目八幡様」として知られていたそうです!元々、生目八幡宮という名前でしたが明治維新の際に改名され、現在の名前になっています。火災により資料が無くなっているので詳細は不明ですが、11世紀の中頃にはすでにあったと言われているほど長い歴史を持つ神社さんです。

 この神社さんが目にまつわる神社になったのはとあるお話があるそうです。その話とは、平家の勇猛な武将であった藤原景清が源氏に捕まったとき、源氏の総大将である源頼朝に宮崎へ行くことを命じられました。景清は敵である源氏の繁栄を見たくないと、自分の眼をえぐって空に放り投げ捨てこの場所に落ちたというものです。裏山にはその目が引っ掛かったといわれている「目かけの松」があります。

敵の繁栄を見たくないと言って目をえぐるなんて武将の方々は覚悟が決まっていますね…!

 境内に湧き出るご神水は持ち帰って沸かしてお茶をつくったり、目を清めたりするのに使うそうです!

住所:〒880-2103宮崎市大字生目345番地

アクセス:宮崎西ICより車で10分

     宮崎駅より車で20分

ご祭神:品陀和気命ほむだわけのみこと
    藤原影清
    相殿 
    彦火瓊々杵尊ひこほににぎのみこと
    彦火々出見尊ひこほほでみのみこと

    鵜茅葺不合尊うがやふきあえずのみこと

まとめ

 いかがだったでしょうか?

今回は「東日本にある目にまつわる神社仏閣5選! : 神社仏閣オンライン」につづき、西日本の目にまつわる神社仏閣を紹介しました!ご自宅の近くにある、旅行で近くに行くなどの際にはぜひ行ってみてはいかがでしょうか?

ではまた他の記事でお会いしましょう!