記事作成:2025年1月25日(土)
恵方巻きまるわかり!
本記事では、恵方巻き(えほうまき)について基本情報をご紹介しております。こちらの内容につきまして、動画では本動画にてご紹介しておりますのでよろしければご参照ください。
ちなみに、節分がいつか、ですが、2025年の節分は2月2日(日)になります。
また、2025年の恵方巻の方角は【西南西】です。
節分についてはこちらの記事!
本記事の目次
それでは、どうぞお楽しみください!
どういう意味があるの?
まずは、そもそも節分とは何なのかからお話しします。一言でいうと、節分は季節の区切れ目の厄を祓い、新年(立春)をめでたく迎えるための行事です。
ちなみに、節分についてはこちらの記事で詳細に書いておりますのでよろしければ合わせてご覧くださいませ!
<記事のリンク>
では、恵方巻きは何なのかですが、縁起がいいものとして後から節分に追加されたものになります!
え、「同時ではなかったのか!」という声が聞こえてきそうですがそうなのです。
恵方巻きの意味としては、
・商売繁盛(これは歴史で納得されると思います)
・家内安全
・健康長寿
の意味合いがあります。
どんな歴史があるの?
私の記事ではよく、日本文化だいたい平安時代と伝えてますが、今回は違います!ちなみに、節分は平安時代からです。
説はいくつもあるのですが、その中で有力な3つの説をご紹介します。
そして、どの説にも共通するのは、江戸後期より後ということと、
大阪

です。ですので、大阪発祥であることは間違いないようです。
説1:大阪の商人が商売繁盛を祈りはじめる
説2:大阪の花街の人が遊びで食べていた
説3:大阪の海苔屋さんが自分たちで文化を作った
このように、商人さんとのつながりが強い文化ですので、商売繁盛!が一番最初にくるのですね。思いついた人は天才だと思います。
そして、この文化が全国に広まった、ブームの火付け役は、コンビニエンスストアだという説がかなり多かったです。

恵方とは?
食べる時に向く方角が恵方ですね。では、この恵方とは一体どんな方角でしょうか?
これには、中国の文化が関係しています。

これは、十干(じっかん)という文化で、中国の風水で使われるものです。その年の神様、歳徳神様がこられる方角を恵方としています。
では、その方角ですが、実は4方向しかないということはご存知でしたでしょうか?

北北西・東北東・南南東・西南西の4方向のみです!ちなみに、2025年は西南西です。
食べ方について
では、食べ方ですが、これはお馴染み、黙って一気に恵方を向いて食べましょう!
長いですよね・・。途中で切るのはどうでしょうか?

だめです!!!縁も一緒に切れるのでだめです。

なんの苦行やろう、となるかもしれませんが、ぜひ歳徳神様のご利益をいただくためにも守りましょう!あと、食べている時によそ見も厳禁ですよ!(厳しい!)
具材について
では、具材についても書いていきます!
実は、具材の種類の数は決まっているのはご存知でしたか?
7種類なんです!これは七福神にちなんでになります!七福神を詳しく知りたい!という方は下の動画がおすすめです!7はラッキーセブンともいいますが、日本では元々縁起の良い数字だったのですね。
では、1つずつ書いていきます。
あなご(うなぎ)
長いので長寿を表します!
えび
ヒゲが長いのでこちらも長寿です!
かんぴょう
細く長いので長寿、基本的に長寿を表すのですね!
椎茸(しいたけ)
傘になっているので、身を守る意味があります!家内安全にご利益ありです。
だし巻き卵
金色だからということもあり、金運(商売繁盛)にご利益があります。出ました!商売繁盛!
桜でんぶ
実は、原料がたいやたらなどの魚だとご存知でしたか?たいが入っているので、めでたいということになります。見た目も綺麗ですよね。
きゅうり
九・利→九個のご利益があるということから縁起物です!

全体を通して、商売繁盛・家内安全・健康長寿にご利益があるものを集めています!
まとめ
いかがでしたでしょうか!新しい日本文化とはいえ、完全に馴染んでいる恵方巻き!皆さんも、意味を知った上で、楽しんでお食べいただけましたら幸いです。