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神仏DASH 第1章第4話 旅立ちの朝に

大光寺ゲーム

【翌日の払暁】 薫の家

薫 かおり

すごい…一瞬、無重力になった感じだったなあ

ナギ

この寺のどこかに、開かない部屋があるはずだ

寺の門をくぐると、2人はお堂の前で掃除をしているお坊さんに出会った。

ナギ

オレはお坊さんには見えないから、お告げってことにした方がいいぞ

薫 かおり

(お告げ、怪しまれないかなぁ…?頭おかしいとお坊さんに思われて、瞑想を5時間やらされたり?それとも普通に病院を勧められたり?)

ナギ

おい、立ち止まってどうした。いくぞ。

薫 かおり

あ、あの~

お坊さんK

こんにちは。どうされましたか?

薫 かおり

あの~、つかぬこと伺いますが、開かない部屋がありませんか?私、その部屋を開けられるっていうお告げがありまして…

お坊さんK

どうしてそれをご存知…おや、その右手の模様、開かない部屋の襖にもありましたね。おそらく何か関係があるのでしょう。なぜあの部屋は開かないのでしょうか?

ナギ

模様が見えるのか。どうやら神社や寺を管理する者にも、少し霊力が宿っているようだな

薫 かおり

扉が開かない理由は私にもわからないのですが、ただその部屋を開けるようにお告げがありまして…(お告げごり押しでいけるんだろうか?)

お坊さんK

なるほど、、不思議なこともあるものですね、、。わかりました。ご案内します

薫 かおり

(なんとかなった!)

薫は、開かない部屋の前に案内された。

ナギ

手と襖の模様に、似た種類の霊力を感じる。おそらく重ねれば反応するはずだ。

薫 かおり

(謎解きできなかったら部屋閉じ込めかなぁ。一生座禅とか? …というか、入るとき大丈夫?普通に開いてくれる?)

ナギ

また妄想か? ここまできたら行くしかないぞ。

薫 かおり

そ、そうですね。行きましょう

薫は深呼吸をし、襖と手の甲の模様を重ねる。すると襖は開かないまま、薫とナギは襖に吸い込まれるように部屋に入った

謎解きも見れる!動画はこちら

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