お寺の地域
東京都目黒区|霊雲山称明院蟠龍寺さんは、慶安元年(1648)に開創した称明院を、増上寺の霊雲上人が宝永6年(1709)に霊雲山称明院蟠龍寺として改名再建しました。創建約400年の長い歴史のあられるお寺です。
山手七福神の辨才天(べんざいてん)様がおられます!山手七福神は、港区白金台・目黒区下目黒にある七ヶ寺から構成される七福神めぐりで、江戸時代開創といわれる東京近郊では最古の七福神巡りの一つだといいます。
辨才天様は芸能・芸術などを司っておられるので、芸事の方々とのつながりが強いお寺さんです。なんと!境内に音楽のスタジオがあったりもします。
お寺での活動
吉田さんは、お寺という舞台装置を使いながら、本山につながる新たな布教スタイルを目指されています。その中で、吉田さんのお寺が芸事の神様である弁財天さんを祀っていることから、お寺で芸術×仏教の数多くのコラボイベントを実施されています。
芸術×仏教のイベント 例
ジャイロキネシス® ワークショップ
ダンサーとしてご活躍されていた伊藤さんは、ご自身が怪我に見舞われた際に、身体を整えるためにジャイロキネシス®を学ばれました。一方で仏教では、呼吸や身体を整えることが、自ずと心を整えるという考え方があり、それに基づく修行のメソッドも伝えられています。
祈りの刺繍 ~刺繍リトリート~
ご自分で描いた「円相」に、純金箔を押して作品をお作り頂きます。仏教における円相(えんそう)とは、悟り、心理、宇宙全体などを、円を描いて象徴的に表現するものです。始まりも終わりもなく、角もない流れる円の動きは、捕らわれない心、執着からの解放などの心象を表したものと解釈されます。
そのほか、仏教のイベントも多数行われています。
仏教のイベント 例
デス・カフェ
死を語り、巡るカフェ デス・カフェは「死」をテーマに、参加者がお茶やお菓子を片手に、死から始まる様々なお話をカジュアルな雰囲気の中で、気軽に語り合うイベントです このイベントは、Death Cafe という呼び名で10年前にスイスで始まりました。
死の体験旅行
「死の体験旅行®︎」とは、アメリカの医療関係者向けに開発されたワークショップを、真宗僧侶である浦上哲也師が、日本人に馴染み易いように改めたものです。ワークショップでは、あるいのちが、病を得て亡くなるまでを追体験していただき、自分にとっての「生と死」や「大切なもの」について考えていきます。(所要時間:120分)
吉田龍雄さん ご紹介動画
■ルーティーンの効果
こちらは三浦祥敬さんとの3者での動画です!ルーティーンの大切さについてお坊さんのルーティーンはどんなものかから伺っています。
講師プロフィール
吉田龍雄 浄土宗蟠龍寺副住職
1974年 東京・目黒生まれ。大正大学人間学部浄土学専攻を卒業後、大本山増上寺に16年間奉職。「越境と翻訳」をテーマに、アート・デザイン・ものづくり等を中心としたイベントを介して、山門内外の今を生きる人に仏の教えの種を蒔いた。現在は自坊で、1人1人の顔が見える距離感を大切に、仏教との縁を深めてもらうべく、様々なスタイルの行事を通じて、古来寺院の担ってきた役割を現代的に実践している。