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背筋が凍る?!夏にピッタリ!怨霊にまつわる神社特集!~首塚編~

スズ

夏といえば怖い話!日本には心霊スポットがたくさんありますよね~!この時期は普段怖い話が苦手な人でもなぜかホラー映画をみたくなったり、心霊スポットに訪れてみたくなったりする人も多いんじゃないかなと思います!今回は怨霊にまつわる神社仏閣、それも首塚と関係があるものに絞ってまとめてみようと思います!これを読んですこ~し涼んでいってください!

目次

  • 首塚大明神
  • 神田明神
  • 西山本門寺
亀岡観光協会より引用》

京都にある首塚大明神。ここは京都最大のミステリースポットといわれています。首塚とは罪人の首を埋め、供養するためのものです。

ここに埋められているのは酒呑童子という鬼の首です。

平安時代、京の都では様々な身分の男女がつぎつぎと行方不明になりました。そこで陰陽師・安倍晴明が占うと、都の西北にある大江山の酒呑童子一行の鬼の仕業とでました。源頼光、藤原保昌らに酒呑童子討伐の勅命が下り、四天王を従え、鬼の住む大江山に向かいました。酒吞童子は源頼光に首を刎ねられ、その首が首塚大明神で鎮められています。

討伐の際、源頼光達は山伏に化け、お酒を飲ませ酒吞童子酔わせた後に首を斬ったといわれています。首を斬られた酒吞童子はそれでもなお兜に噛みつき、「鬼に横道なきものを・・・」といい息絶えたそうです。

酒呑童子の無念さが伺える最後ですね、、、。

この話は源頼光の鬼退治伝説として語られています。一説によるとこの時は疫病が流行している時と重なるので、疫病を鎮めるために行われたことではないかとされています。

実際、鬼人によって疫病がもたらされるという考え方はよくあります。酒呑童子は疫病の犠牲者かもしれません。

そんなお話が残る首塚大明神。古くから霊的なエネルギーが集まるとされています。

それゆえに心霊現象が多発しているようです。

突然携帯電話が動かなくなったり、動画を撮影すると不可解な声が入っていたり、、、。

心霊写真もよく撮れるそうで、不可解な人影が映ったり光が異常な屈折をしたりなど様々です。

一方で、しっかりとご利益もあります。

亡くなった後の酒呑童子は自らの罪を償い、首から上の病気の人を救いたいと願ったという言い伝えのもと、首塚大明神の御利益は頭痛や喉の痛み、歯の病気などの首から上の病気によく効きます。

軽い気持ちで訪れることは避けるべきですが、敬意をはらって訪れる人には良いご利益のある神社なのです。

御祭神酒呑童子
ご利益首から上の病気に霊験がある
住所〒610-1106 京都府京都市西京区大枝沓掛町
アクセス保津峡駅から車で19分
千代田区観光協会より引用》

神田明神は東京の千代田区に位置しています。ここには三つの神が祀られています。その中でも祟り神として祀られているのが平将門命です。

平将門という名前、一度は聞いたことがある人が多いと思います。平将門は崇徳天皇、菅原道真と並んで「日本三大怨霊」と呼ばれています。

武士でありながら天皇の血を引く平清盛は現在の千葉県に位置する下総で挙兵しました。この戦で将門は朝廷の土地を勝手に奪うような行為をし、自らを「新皇」(新しい天皇)と名乗り「朝敵」となってしまいました。

朝廷は将門討伐に踏み切ります。この時の戦いで将門は矢が額に命中し、命を落とすこととなりました。

討ち取られた平将門の首は京へと送られ、京都の河原に晒されることとなりました。無念の死を遂げた平将門の首には、奇妙な出来事が立て続けに発生しました。何ヶ月も目を閉じなかったや、夜中に歯ぎしりをしたといった噂が絶えなかったようです。人々は平将門の強い怨念としてこれを恐れるようになりました。

そしてついには、首が体を求めて関東へと飛んでいったという伝説まで残っています。飛んでいった先に建てられたのが、東京都千代田区にある将門塚と言われています。

将門塚《THA GATEより引用》

将門塚には現在も奇妙な噂が残っています。

将門塚を取り壊そうとすると関わった人間が亡くなったりと不吉なことが起こるというのです。

このことから平将門は怨霊として祀るようになったのです。平将門が祟り神として祀られている中で有名なのが神田明神です。

将門の首塚がある場所と神田明神は少し距離がありますが、とても関連が深い場所です。神田明神を訪れる際には一緒に訪れてみるのもいいかもしれません。

御祭神大己貴命 少彦名命 平将門命
ご利益国土経営、夫婦和合、縁結びの神様
住所〒101-0021 東京都千代田区外神田2丁目16−2
アクセス御茶ノ水駅から徒歩七分

ご取材動画

日本富士山協会より引用》

西山本門寺は1344年に日代上人により開山されたお寺です。

場所は富士山のある静岡県にあります。実はここには織田信長の首塚があるのです。

京都で起こった本能寺の変で亡くなった信長の首がなぜ遠く離れた富士山にあるの?と疑問に思う方もいると思います。

信長の家臣の生き残りであった原志摩守宗安が混乱の中から亡くなった父と兄と一緒に信長公の首を持ち出したのです。山道伝いに駿河にたどりつき、 富士郡本門寺の本堂裏手に三つの首を埋め、その首塚にヒイラギを植えたといいます。

この西山本門寺には「信長の首塚」が代々ひそかに言い伝えられてきました。

この言い伝えは原志摩守宗安の一族が残した『原家記』でも記載されています。また、植えられたヒイラギは推定樹齢400年だそうで、こちらも言い伝えと一致しています。

本能寺の変では信長の遺体は見つかっていないとされており、まだまだ謎に包まれているの信長の首ですが、もしかしたら本当にこの西山本門寺にあるのかもしれません。

信長公首塚《4travel.jpより引用》

最後は怨霊とは少し違いミステリー的な要素の内容となりましたが首塚がここにあるのは間違いありません。

調べてみたところ心霊スポットとして取り上げられているわけではありませんが、訪れる際は軽はずみな気持ちでいくのではなく、敬意をもって信長公に手を合わせてください。

御本尊日蓮自筆曼荼羅
ご利益縁結び 恋愛成就  商売繁盛
住所〒419-0313 静岡県富士宮市西山671
アクセス大鹿新田駅 徒歩15分

まとめ

いかがでしたでしょうか!怨霊は怖いものですね…!しかしその裏には悲しい歴史が隠れていました。心霊スポットとして取り上げられることの多い首塚ですが、是非皆さんが訪れる際は敬意をもって訪れてみてください!思わぬご利益が得られるかもしれません!

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